解決すべき問題は、不登校ではなく健康的な自分らしい毎日が送れないこと

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はじめに

我が子のように、学校に行こうとすると体調が悪くなってしまう場合、問題はなんでしょうか。

学校に行けないこと

本人が、健康的で自分らしい毎日を送れず苦しむこと

不登校=問題と捉えている前提があるから、本人や親が苦しんだり解決しようとするのではないかと思います。決して、不登校をおススメしているわけではありません。しかし、過剰に大きな問題として捉えすぎではないかと思うのです。誰にでも苦手なことはあります。学校に通えないと、自立した社会人になれないということはありません。他のことと同じように、苦手とうまく付き合いながら、好き!を活かして自分らしく生活していけば良いと思います。

学校に行かないことで、親や学校は時間やお金を費やすことになることは避けられません。それが難しいご家庭もあるかもしれません。学校が十分に対応できないこともあるかもしれません。それは仕方のないことですが、それぞれの環境の中で、できる限り子供に寄り添うことが大切だと思います。

不登校=問題ではありません。

解決すべき問題は何か

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インターネットで不登校に関するサイトを探すと、下記のような記事がたくさん出てきます。
・不登校を解決するためのアドバイス
・我が子の不登校問題に苦しんでいる親からのメッセージ
・苦しんでいる親を慰めたり励ましたりするメッセージ

私も、ゆゆが学校に行かなくなり始めた当初は、上記のようなサイトをよく閲覧していました。しかし、ゴールを「学校に通うこと」から「健康的で自分らしい毎日を送ること」に切り替えてからは、まったく見なくなりました。(後述しますが、それらのサイトを否定するつもりはありません。)

子供が苦しむ原因は、千差万別です。不登校を解決するためのアドバイスや成功例・失敗例を実践してみて、子供の苦しみが解決されることもあるでしょう。それはそれでよいと思います。でも、子供の苦しみが解決しない場合、捉えている問題が違うことで、子供がもっと苦しんだり、一見解決したように見えて解決しておらず問題視しなくなってしまう可能性が考えられます。

不登校か否かに関わらず、誰でもみんな苦手なことに苦しんでいます。どんなに優秀な子供でも同じです。親や学校の先生の努力も同じです。誰でも、よく子供を観察して、子供がより良い毎日を送れるように日々努力していると思います。不登校を特別扱いせず、普段通りサポートしてあげれば良いと思います。子供のことを一番理解して、一番近くで一番早く対処できるのは、間違いなく親です。

不登校=特別ではありません。普段通りサポートしてあげましょう。

子供の今と将来に必要なこと

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不登校が問題でも特別でもないと言っても、規則正しい生活や勉強が必要ないとは思っていません。むしろ、逆だと思います。

学校に通っているから、規則正しい生活や、年齢に合った学力や体力等、標準的に必要な能力が身につく。

規則正しい生活や、年齢に合った学力や体力等、標準的に必要な能力を身につけたいから、学校に通う。

学校は素晴らしいと思います。安心・健全で格安でひと通り学ぶことができます。行けるなら行った方が断然良いと思います。でも、必須ではありません。行けないなら、必要だと思うことは、ご家庭でやるしかありません。

ゆゆの不登校生活にもルールと課題はあります。ルール・課題は、ゆゆの状態を見ながら、ゆゆと一緒に決めたものです。詳しくは、下記にて紹介しています。

リンク

ポジティブな不登校生活が始まるまで

学校の登校状況・家庭学習・好き!を活かした活動については、それぞれ下記リンク先にて紹介しています。

リンク

【学校】登校状況と学校での出来事

リンク

【学習】学習方法と学力の判断基準

リンク

【活動】好き!を活かした活動

完全放置は✕。必要なことはご家庭でやりましょう。

おわりに

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このブログでは、我が子について、謙遜は一切せず褒めちぎります。また、同じくらいの年齢の子供とは大きく異なる活動をしていると感じ、驚かれる方がいらっしゃるかもしれません。1つだけ明確にお伝えしたいことがあります。

私は我が子を特別視してほしくないということです。ゆゆはどこにでもいる至って普通の子供です。

このブログは、ありきたりな子育てブログです。ただ、不登校という少し特徴的な状況であること、不登校を特別な問題として捉えることで苦しんでいる子供や親がいると感じたため、特に不登校に関係する方々に読んでもらえたら嬉しいと思い、大々的に不登校を謳っています。参考情報として読んでいただければと思いますが、1人でも、少しでも、心が軽くなった!と思っていただけたら、これ以上のことはありません

ゆゆママより